■広範な国民連合(全国)
・活動(速報)
・月刊「日本の進路」
・「日本の進路」地方議員版
・結成にいたる経過
・憲章
・めざす進路
・役員
■広範な国民連合・京都
・情勢と方針
・賛同の呼びかけ
・会員の意見・投稿
・バックナンバー
・役員
・規約
・サイト開設にあたって
■広範な国民連合・大阪
■広範な国民連合・北海道
■意見・投稿先
kokuminrengo.kyoto [a] gmail.com
([a]をアットマークに変えて送信して下さい) |
どこへゆくのか鳩山政権
本年8月30日の総選挙で、政権交代が実現し2カ月が経過した。
京都選出の民主党議員諸氏も、前原国土交通大臣、福山外務副大臣、松井官房副長官他、多くの議員が政権要職に就任し、京都における政治情勢も一変した。また、自民党も京都5区の谷垣禎一氏が総裁に就任した。今後も京都における政治情勢をいちだんと緊張したものになっていくことが、想定されるであろう。
多くの国民の自公政権に対する批判が民主党政権を誕生させたが、一時の鳩山政権に対する大きな期待感が少しづつ変化しはじめてきているのも事実である。沖縄普天間基地問題での北沢防衛大臣や岡田外務大臣の発言や、拉致問題、朝鮮問題においても、旧政権とも変わらないあるいはもっと後退している感さえあるようにも思える。
鳩山首相の「対等な日米関係をめざす」というスローガンは、オバマ大統領の「核なき世界の実現」のスローガンと同様に口先だけの人気とりなのか、多くの国民が疑問を持ちはじめている。
11月8日には、沖縄で基地撤去大集会が開かれ、県民の意思表示がなされたが、これに鳩山首相はど
う答えてゆくのか、また旧自公政権の補正予算の執行停止の3兆円の予算もどうするつもりか、長妻厚労相が、母子加算の60億円の予算取りのために官邸を7回も訪問しないと実現しないようでは、年金改革や後期高齢者法の廃止改変など、到底すんなりいきそうにもない。現状では、財務省主導の政治と断定せざるをえなくなるであろう。
いずれにしても、華々しくデビューした鳩山政権もどこへ飛んでゆこうとしているのか、しっかり見定める必要がある。
自主・民主・平和の日本を目指すわが広範な国民連合としては基本方針を堅持し、前進してゆかなければならない。
2009年11月6日
広範な国民連合・京都 事務局長 佐々木道博

秋の東福寺
|