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京都府知事選ー現職が大差で勝利す

 4月11日の京都知事選は、現職の山田氏が共産党が推す門氏を20万の大差をつけて決着した。共産対非共産の戦いであったが、共産が勝利できるチャンスが十分にあったにも関わらずである。投票率も40数%で、前回より数%良くなったが低調と言わざるをえない。中央での政局が、ここ京都では影響し得ていない。

 参議院選挙に向けて、民主は2人区に現職(福山氏)に加えて、もう1人擁立で動き出した。小沢氏肝いりで、衆議院近畿比例区選出の現職を立てることになった。連合京都が現職福山氏1本に固守しているを容認しつつも、自民の支持層を切り崩す腹のようにもみえる。自民谷垣総裁の地盤・京都北部への道路建設予算が全国一高い個所付けされていることからも見て取れる。

 長崎知事選の際、旧来の自民党以上の「利益誘導型」を振りかざす小沢民主党の手法が京都の人々に受け入れられるのか。千年も長い歴史の中心地で権力が幾度となく変遷してきた中での京都人の「生活の知恵」にどこまで通用するのかとも言えよう。

 桜の咲きようにそわそわする時期がようやく過ぎました。今回は、醍醐寺の桜を掲載してみました。醍醐寺は、秀吉が最も権力を誇示しえた代名詞にもなっているところです。

 さて、広範な国民連合・京都世話人会議で、1月30日、勝本氏(府世話人、京都労働運動OBの会事務局長、元連合京都会長)に最近の労働運動について話をしていただきました。その全文を今回掲載しました。要約せず、方言も出来るだけそのままにしております。見出し・小見出しは事務局の責任でつけております。(F)

醍醐寺
醍醐寺の桜
写真:吉田和世(よしだかずよ)


日朝友好京都ネット 新春の集いおよび第2回総会

2月10日、文化・学術・市民交流を促進する日朝友好京都ネット(日朝友好京都ネット)の「新春の集い及び第二回総会」が100名余の参加者で開催された。

 総会に先立ち、立命館大学教授(国際関係学)中戸祐夫氏による「“朝鮮”を語ることの難しさ、そして大切さ」と題する記念講演が行われた。中戸氏ははじめに、メディアをはじめとする社会が朝鮮を語ることを難しくしているとの現状をのべ、なぜ難しくしているのかについて、それはアメリカを中心とする欧米的な思考枠組みで語られてきており、さらに日本の外交がアメリカの外交戦略に規定され影響を受けていると指摘された。そして、朝鮮の立場に立って考える努力が重要であり、新たな発想、これまでのアメリカ・ヨーロッパ中心の発想を変え、朝鮮から学ぶ思想をもつことで対等な関係へ進めるとのべ、最後にこうした交流を進めることで朝鮮を語ることが重要であると締めくくられた。

 総会では、本年度の活動計画として数次の訪朝団の主催、地方議員、映画、環境・農業関係などの各種グループによる訪朝団組織への助力、また「南北コリアと日本のこどもたち展」、朝鮮映画週間などの開催が承認された。

 新春の集いのはじめに、京都府会議員や市会議員20余名による日朝友好京都ネット地方議員の会の設立が報告され、同会代表の角替豊氏が、民族、国籍の違いを互いに尊重し、朝鮮の人々の不安を解消し、力による対立ではなく対話と交流で平穏な生活を実現できるようにと挨拶された。

 水谷幸正会長の挨拶、祝電紹介、来賓・参加各氏の挨拶のあと京都朝鮮歌舞団によるアトラクションが披露され、最後に参加者全員が輪になって踊り集いを盛り上げた。

新春の集い
盛会の新春の集い



(マスコミ報道より)
・朝鮮学校も高校無償化の対象に 府の地方議員20人が要望書
 京都新聞 2010年3月1日

 政府が新年度から実施する高校授業料無償化の対象に朝鮮学校を含める是非を検討していることを受け、京都府内の超党派の地方議員20人でつくる「日朝友好京都ネット地方議員の会」(代表・角替豊府会議員)は1日までに、鳩山由紀夫首相や川端達夫文科相らに朝鮮学校を排除しないよう求める要望書を送付した。
 要望書は、府内自治体が朝鮮学校に教材購入費の補助など財政支援を行っていることを指摘し、「教育保障や基本的な人権の問題」にかかわるとして、朝鮮学校を高校授業料無償化から排除しないよう強く求めている。
 鳩山首相が「(北朝鮮と)国交がなく教科内容が見えない」と述べたことに対し、角替代表は「府や京都市が補助金拠出にあたり、高校と同等の教育や学則があると確認している」と話している。
 府文教課によると、日本の高校にあたる京都朝鮮中高級学校の高級部に通う生徒は府内に約120人いる。

・朝鮮学校の無償化求め国に要望書 京の学識者や宗教者ら
 京都新聞 2010年3月3日

 高校無償化の対象から朝鮮学校を除外することを検討する政府の動きに対し2日、京都大名誉教授の上田正昭さんら学識者や宗教者ら計13人が連名で、朝鮮学校を除外せずにすべての高校生に授業料の減免を求める要望書を鳩山由紀夫首相と川端達夫文部科学相に送った。
 上田さんらは同日、京都市内で記者会見した。要望書や会見で、国交がなく教育内容が確認できないとする政府の除外検討理由について、朝鮮学校のカリキュラムは学習指導要領に準拠しており、日本人も見学可能で公開されていると主張。すべての子どもが教育を受ける権利があるとする国連国際人権規約の趣旨にも反し、法の下の平等からも許されないと訴えている。
 要望書に名を連ねたのは上田さんのほか、水谷幸正・佛教教育学園理事長、仲尾宏・京都造形芸術大客員教授、哲学者の鶴見俊輔さん、宗教学者の山折哲雄さん、有馬頼底・臨済宗相国寺派管長ら。

善峰寺
善峰寺の桜
写真:吉田和世(よしだかずよ)


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